植木屋のお兄さん。

kazuaki772005-02-07

紅葉葉楓(モミジバフウ)という木の実→
これにはまいった記憶がある。
恥ずかしながらそれまで紅葉葉楓という植木を知らなかった。
勉強するきっかけをくれたのは友人の子供達。
友人は、同級生ながらすでに5人の子供が居る。
しかも年子で(笑)つくりすぎ。
その子がもってきたのがこれだった。
 
チビ助「ねぇ、これなんていう木?」
 
そういって手渡された。
 
オレ 「これはねぇ・・・」
 
なんだっけ?
ってか、なんだこれ?
すごく期待の眼差し。
 
オレ「ちょっとド忘れしちゃったなぁ。ははは・・・」
 
チビ助「えぇぇ!思い出してぇ!!!!」
 
いや、やばい。
だって思い出すも何も知らないんだもの。
どうやらその日は幼稚園の遠足だったらしい。
その時に拾って幼稚園の先生に聞いたんだそうだ。
分かるはずが無い。
だっておれも知らなかったんだモノ・・・。
そこでチビ助はこう言い放ったんだ。
 
チビ助「私、植木屋さんのお兄ちゃん知ってるよ!何でも知ってるって言ってた」
 
先生 「そうなの。じゃ、その人に聞いてきて明日みんなに教えてね♪」
 
まずい。
幼稚園のみんなが期待している。
おれに(笑)
しかもその幼稚園の先生も同級生。
益々まずい。
ソッコー帰って久々に図鑑をめくる。
めくり倒す。
何せ名前も分からない葉っぱも無い。
樹冠をみる訳にもいかないし・・・。
まいった。
図鑑の中の樹木を一つ一つ調べていく。
しかしその図鑑には肝心の実が載っていなかった。
時期的にみて落葉であることは間違いない。
そこから探ってみたが、わからない。
場所から探ってみよう、と思い立ったのは暫く経ってから。
そこでチビ助のお母さんに電話。
聞けば隣町の公園だという。
しめた!!
その公園を造ったのは何を隠そう以前働いていた会社。
ラッキー♪
早速聞いてみる。
 
社長 「トゲトゲした実?あぁ、そういや紅葉葉楓植えたかもしれないなぁ」
 
漸く名前に行き着いた。
図鑑にも載っていた。実以外(笑)
睨んだ通り落葉高木。
北米中南部〜中米原産。
日本には大正時代に渡来。
街路樹や公園樹に使われる。
と、急いでメール。
次の日無事、みんなの前で発表したそうです。
 
チビ助「ありがとう!またわかんなかったらおしえてね!」
 
なんだかコッチが嬉しかった。
植木屋やってて良かったなぁと、心から思った瞬間でした。
因みに、「楓」と書きますがマンサク科に属します。
ご注意あれ。
 
しかしこの実をみて、
 
『あぁ、ハリの実ってこんななのかなぁ・・・』
 
と、思ってしまったのはすでにMH病。
何処に勉強のきっかけや嬉しい実がなるか分からないものです。
次は聞かれたら即答できるように図鑑持ち歩こう。
じゃなかった勉強しよう(笑)
 
日々精進。
 
かずあき