BLACK★BLACK

先日、連れて行っていただいた雪山でのこぼれ話。
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集合は当日の早朝4時。
夢カノはもちろん前日遅くまで仕事。
自分にいたっては仕事後、某青年団体の寄り合いで午前様。
といういわけで、あまり寝ずの集合出発となりました。
誘っていただいたshunさんとドライバーのまなぶんさん。
行きは連れていってもらっているということもありテンションも上がってますから、スキー場手前で軽くウトウトするくらいでした。
夢カノは、すっかり夢の中でしたが。
そんなわけで、午前中も午後もガッツリと遊びました。
 
そしてその帰り。
ドッと疲れと睡眠不足が押し寄せて、車に乗った時点で舟を漕ぎ始めてしまう始末。
行きの後ろめたさがあるのか、夢カノはドライバーのまなぶんさんと会話をしている。
しかしフッと気を抜くと寝そうになる。
会話が途切れ気味になる頃に山道に差し掛かる。
するとドライバーのまなぶんさんからガムをいただきました。
それもあの眠気に効果抜群の「BLACK★BLACK」。
しかもタブレット
これはありがたい。
これでまた会話も弾むハズ。
夢カノも「超〜刺ィ激的〜ィ。さすがBLACK★BLACKガム。これなら眠れねぇよ」などと言いながら噛み始めた。
少し風景に目をやり、ホントに辛いなこれ。
と、同意を夢カノに求めると、
口を半開きにして寝ているではありませんか。
刺激的ではなかったのか。
テンションの上下とその寝入るまでのスピードに、2度びっくりです。
しかし本当にビックリするのはその直後でした。
半開きの口元からチラチラと見え隠れしているものが。

十中八九「BLACK★BLACK」です。
というか、間違いないのです。
それは今にも口からこぼれんばかりの勢いでチラチラと見え隠れ。
まさに崖っぷちなのです。
まだ辛みも残る眠気対策のガムを噛みながら、夢カノは寝ているではありませんか。
マズい。
いや、ガムじゃなくて状況がマズい。
まなぶんさんの車は広くて自動ドアで革のシートのアルファードです。
いくら自分のキューブが、HDDナビ搭載でインテリジェントキーでそこそこ広さもあってアレコレ便利機能が付いているといっても所詮キューブですから敵わないのです。
自分の車の自慢は置いといて、マジで気が気じゃないのです。
もちろんそれらキューブに搭載されている機能は、全てまなぶんさんのアルファードには当たり前のように付いているのです。
しかも後部座席用にモニタまで付いているのです。
できればそんな車に自分も乗りたいのです。
いや、羨ましがっている場合ではないのです。
何故なら夢カノは、寝ガム(ガムを噛みながら寝ること)の前科一犯だからです。
朝起きると髪はもちろん布団までベトベト。泣く泣く髪を切る、という顛末。
まだ安布団ならまだしも、今度は高級車の革シートなのです。
これはマズいと思い、ドライバーに気を遣わせないようにこっそりと夢カノを起こす。
すると夢カノは、寝てねぇよ!くらいの眼差しで眠そうにコチラを睨みます。
いや、寝てたから。
寝ないから大丈夫と眠そうに言うと、また夢カノはウツラウツラしだす。
そしてまたヤツが口元からチラチラ見え隠れしだす。
これは本格的にマズいと思い、無理に出させて事なきを得る。
それで安心してしまったのか、自分はその後あっさりと眠ってしまいました。
しかし家に到着後、夢カノに聞いたところ「見え隠れ事件」のあとスッカリ目が冴えてしまい、ずっと起きていたそうだ。
本末転倒とはこのことか。
まぁ、結果オーライ。
こぼれなくて良かったという、こぼれ話。
 
日々精進。
 
かずあき