ソメイヨシノのDNA Part1

ソメイヨシノという木があります→
ご存知の通りもっともポピュラーな桜の木。
あまりにも良くある木ですのでそんなに気にかけて考えたこともないかと思いここでとりあげた次第です。
ひとえに桜と言ってもその種類は多岐に渡ります。
バラ科さくら属にあたるソメイヨシノ。
染井吉野と書きます。
日本の樹木です。
交配が割りと簡単にできることからバラ科に属する植物はそれこそ数限りない程あります。
染井吉野もその一つ。
オオシマザクラとエドヒガンザクラの雑種。
その仕事は何と江戸の植木職人によるもの。
江戸の頃から染井吉野は人と密接にあった訳ですね。
そんな染井吉野。
ジツのところとても寿命が短いんです。
おそらく６０年〜７０年が平均。
中には長寿のものもありますが。
そして害虫や病気に対してとても弱い。
何故でしょう。
それは染井吉野の性質にあります。
江戸の頃から親しまれていたこの桜。
全てクローンなんです。
　
　
　
なんですと！？
　
　
　
クローンです。
そう桜は一般的に同じ樹に咲いた花の雄しべの花粉を雌しべに付けても実を結ばないという性質を持っています。
ということは・・・・・
　
　
つづく・・・明日の更新を待て。
　
かずあき