もー春ですね。

其処此処に、梅が咲いているのを見かけるようになりました。
春とはいえ、まだまだ寒い。
日差しは暖かいが、風は冷たい。
時に雨は、雪に変わる。
まだまだ冬の影が抜けきらない。
そんな時期に咲く梅が好きだと、以前ブログに書いたことがあります。
色彩に欠ける早春に、彩りを添えてくれる。
枝は力強くまっすぐと空を目指し、花は柔らかく見る者を癒してくれる。
そんな梅が、好き。
ここ茨城は水戸に、偕楽園という国指定史跡名勝がある。
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並んで、日本三大庭園と称される。
偕楽園には約3000本の梅の木が植えられている。
今がまさに見頃。
2月中旬〜3月下旬。
造られたのは天保13年(西暦1842)。
時の九代水戸藩主、徳川斉昭公によって。
造園工事は前年12月の初旬から翌年7月初旬にかけて。
約8ヶ月にも及ぶ一大工事。
当初その敷地は常盤神社の境内を含んだ14万7000㎡程度でしたが、平成5年に大規模公園として整備されました。
千波湖を飲み込み、現在では300haもある千波公園となったそうだ。
その規模は、ニューヨークのセントラルパークとともに世界最大級の都市公園となったらしい。
そう考えると、自分の住んでいるところには随分と凄いものがあるんだなぁと、思う。
3000本にも及ぶ梅。
数もさることながら種類も様々で、花が咲く今頃は圧巻の一言。
茨城にあるにもかかわらず、数える程しか行った事が無い。
そう、自分が住んでいる処は、東京の方が近い県西地区。
都内に行くより県庁所在地の水戸に行く方が、遠い(笑)
水戸黄門がコヨナク愛した水戸の偕楽園にはブロンズ像もある(笑)
子規の句碑もあり、そこには「崖急に 梅ことごとく 斜めなり」の句が刻まれている。
歌人正岡子規明治22年4月に偕楽園を訪れているそうで、『水戸紀行』のなかにその感想を、「この楼の景色は山あり水あり、奥如と曠如とを兼ねて天然の絶景と、人造の庭園と打ち続き、常磐木、花咲く木のうちまじりて、何一つ欠けたるものなし.....余はまだ此の如き艶麗幽遠なる公園をみたることあらず」と感嘆の言葉をもって記したそうです。
 
今年は例年よりも、もっとしっかり見てこようかな。
勉強のために行くのもいいが、感性を磨くために、ゆっくりするのもかえっていいかも。
納豆だけじゃ、ないんですよ。茨城って(笑)
下妻物語の舞台下妻。
すぐそばですけどね(笑)
未だに、ブンブン五月蝿い暴走族いますけどね。
ヤンキーもいますし。
でも、
茨城良いトコ一度はおいで(笑)
 
日々精進。
 
かずあき