スカイダイビング。

去年の8月の終わり。
確かに俺たちは空を飛んだんだ。
まばたきもせずに。
寧ろ、俺ンとこ来ないか(笑)
 
去年の8月の事。
you-king、akuimを含めた総勢8人でスカイダイビングに行ってきたんです。
以前からやってみたいと思っていたので、調べてみたらなんと、すぐ近くでやってるみたい。
単独でなく、よくテレビの罰ゲームでやってるインストラクターとくっついて、2人で飛ぶタンデム飛行というやつ。
そういや今年の正月番組で、キ○タクとさ○まが同じところで同じスカイダイビングの会社で飛んでた。
軽い調子で声をかけたら、8人も集まっちゃった。
阿呆ばかり(笑)中には高所恐怖症な奴まで。
当日の朝はみんなちょっとナーバス(笑)
飛びたいって思ってた自分でさえ、多少寝不足。
河川敷がインストラクターとの待ち合わせ場所。
迎えにきてくれたインストラクターと着地ポイントに向かう。
そして受付を済ませて、早朝割引料金を支払うといきなり講習が始まる。
 
インストラクター「昨日スキューバダイビングした人いますかぁ〜?」
 
なんか気圧の関係で、前日にスキューバやった人は飛べないんだって。
もちろん、いるはずない。
そしてビデオを見せられる。5分程度の。
 
インストラクター「では飛び方と注意事項です」
 
1、飛ぶ直前はどこにもつかまってはいけない。
 
2、飛んだ後、安定するまで体をのけぞらせて、両手は両肩のベルトに。
 
3、安定したところでインストラクターが肩を叩いて合図するので、両手足をひろげる。
 
以上。
あとはタンデム飛行を楽しんでください。
僅か15分で終了。
え!?そんなんでいいの!?(笑)
って、雰囲気の中、準備を始めた第1陣が飛行ポイントに向かう。
ヘリコプターにも人数制限があるみたいで最大6人まで。
1人に1人インストラクターがつくので、
操縦者1人。
お客さん2人。
インストラクター2人。
つまり1回の飛行で飛べるのは、タンデムでは2人が最大。
事前に2人1組にわかれておいた。
自分は第2陣で飛んだ。
相方は、you-king(笑)
 
インストラクター「はい、2回目に飛ぶ方2人、準備してくださぁい」
 
you-king    「!!!!!!!!!!!!!!」
 
そう、you-kingは高所恐怖症(笑)
いきなりビビりモードに。
 
オレ      「ほら、you-king。最期かもしれないから吸っとけ」
 
禁煙中のyou-king。
 
you-king    「お、おう」
 
酒呑んでる時でも絶対に吸わなかったあのyou-kingがあっさり吸った(笑)
かなり、きてる。
ヘリが待ち受ける飛行ポイントに向かう途中でも、目が泳いでる。
ちょっと面白い(笑)
いよいよヘリコプターに乗り込む。
自分はヘリも初めて。
すっごく楽しみだった。
いざ、上空4000メートルへ!!
静かに地上を離れる。
と、思っていた。
次の瞬間。
いきなりのアクロバット飛行。
ハリウッド並の。
すげ〜恐い(笑)
上昇したかと思ったら、急降下。
2本の木の間をすり抜ける。
コエェェェェ!!
あとで聞いたんですが、アクロバット飛行もおまけで付いているそうです。
あれはマジで、ビビった。
だって座席はおろか、ドアすら付いていないんですよ?
まぁ、これから4000メートル上空から飛ぶんですから、どちらも必要無いです。
クロバットも終わり、もう人が米粒みたい。
 
オレ      「そろそろですか?」
 
インストラクター「ここで、半分です」
 
何!?(笑)
すでに人が米粒なのに・・・。
到着した4000メートルからの眺めはすでに、あの大きな着地ポイントの敷地さえ米粒になっていた。
しかも、8月だというのにとても寒い!!
飛びはしなかったが、you-kingの奥様makiちゃんが写真を撮っていた。
かなりビビっている旦那とオレを(笑)
 
インストラクター「じゃ、そろそろ行きますので準備してください」
 
you-king    「!!!!!!!!!!!!!!!」
 
ここでインストラクターと合体。
身動きがとりづらい。
マズはyou-kingが飛ぶ手はず。
人が飛ぶのを見たら飛べなくなりそうだからだって(笑)
インストラクターがヘリの淵に移動する。
自ずと前に居る人間は、ほぼヘリの外に投げ出される格好に。
うわぁ・・・。
極限に達したyou-kingは落ち着きたくてアチコチ手を伸ばす。
 
インストラクター「はい、そこだめです。そこもだめです。いきますよ〜」
 
 
 
 
スルッ!!
伸ばした手を全て押さえられ、あっという間にyou-kingが消えた(笑)
もっと派手な感じで落ちるのかと思ってたら、ホントするって居なくなった(笑)
うわぁ・・・。
かなり、ビビりだした。オレ(笑)
 
インストラクター「じゃ、コッチもいきますか」
 
オレ      「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 
人が飛ぶトコ見たら、本当に恐くなった。
普段高い所にいるから平気だろうと、思っていた。
が。
其処はもうそんな甘いもんじゃない(笑)
そっとyou-kingの様子を窺おうと覗き込んだ瞬間。
 
 
 
 
 
 
スルッ!!
うぉおおおい!!(笑)
いきなり落ちました(笑)
ちょっと待ってヨォォォォォ・・・(フェードアウト・笑)
落ちる速度は時速にして200キロ以上。
トップスピードに達するまでは、まさに、落ちてる(笑)
フリーフォールと同じ感覚。乗ったことないけど(笑)
やべえぇ・・・。
と、次の瞬間。
フワッと体が浮く感じがする。
どうやらトップスピードに達したらしい。
その感覚はなんというか、本当に浮いている感じ。
まったく恐怖感なし。
肩を叩かれ顔をあげると、富士山がとても綺麗だった。
地球が丸いのがよくわかった。
上空は空気が澄んでいて、時間が止まったような、なんとも不思議な感覚。
すげぇ!!
 
オレ    「うおおおおぉぉぉ!飛んだぞぉぉぉぉぉ!!」
 
思わず叫んだ(笑)
いたずらなインストラクター。
サービスでしょうか、ぐるんぐるん回された(笑)
時間にして僅か1分程度。
とても、貴重な時間。
全体の3分の2を降下したところでパラシュートを開く。
そこから15分くらいかけてゆっくりと降りていく。
その時間もまた粋で、今まであった風の爆音がスッカリと消え失せる。
一変してまったくの静寂。
地上の音は此処までは届かないらしい。
眼下にはyou-kingの姿も見える。
まだ、地上の奴等は見えない高さ。
もう少し、楽しめそうだ。
 
地上に降り立つと興奮覚めやらぬ第1陣と興味津々で話を聞いている未経験組。
その輪に自分も入っていく。
緊張と期待と恐怖と嬉しさで、アドレナリンがかなり出てた(笑)
みんなそうだったろう。
お昼を食べ、オレの家にみんなで着いたとき、みんなへとへとだった。
もちろんオレも(笑)
そんなに動いてないし、まだお昼なのにバテバテだった。
やっぱり緊張してたんだろなぁ。
みんなうちで、昼寝(笑)
ファミレスでのみんなのハシャギ様。
うちで疲れて昼寝してる阿呆8人(笑)
参加して良かった。
みんな今年も飛ぼうネ!!
今度は寅壱でいこうかな。
超超ロングで(笑)
↓因みに、世話になった藤岡のドロップゾーンさんのHPアド載せときます。
http://www.aas-inc.net/
finkさん、参考にしていただければ(笑)
 
日々精進。
 
かずあき