生きた化石

kazuaki772004-10-20

先日縄文杉について日記を書きました。
いやはや勉強不足でした。
メタセコイヤという木があります→
これはなんと、

アメリカにセコイアという木があります。セコイアは、世界一背の高い木で100mにもなる常緑性、葉は互生のものです。最初、メタセコイヤの化石は、セコイヤと考えられていましたが、日本の三木博士が、落葉する、葉が対生、果実に柄があるなどセコイヤと違う亜種であると発表、メタセコイヤは、既に絶滅した植物であるとされていました。これが現代まで生存し、中国四川省で発見された時には、生きた化石として話題となりました。
日本にあるメタセコイヤは全て、アメリカで挿し木で増やされ、送られてきた苗木から増やされたものです。
http://a-omori.web.infoseek.co.jp/metacecoia.html

なんだそうです。
発見は1945年。


1945年!?

それまでは謎の木だったなんてなんだか面白いですよね。
化石それまでは化石しかなかったなんてまさに古代種。
上記にあるようにアメリカで挿し木され増やされてからというもの、公園やゴルフ場などわりとどこでも見る木なんですよ。
樹幹→
 

何度か移植したこともあります。
とても強い木で伸びも早い。
いや知りませんでした。
調べてみるものです。
台風の影響で雨が続くらしいのでちょっと調べてみたらビックリです。

・杉科。
・学名 Metasequoia glyptostroboides
Metasequoia : メタセコイヤ
glyptostroboides : 水松(Glyptostrobus)に
よく似た
Metasequoiaメタセコイヤ)は、ギリシャ語の
「meta(後に)+ Sequoia(セコイヤスギの属名)」
が語源。発見されるまでは「セコイヤ」の化石植物と
して知られていたが、この植物を発見した「後」に
もとのセコイヤと区別したことから。

・公園樹としてときどき見かける。
すごい巨木になる。樹形は円錐形で目立つ。
・中国原産。しばらくの間ずーっと謎の樹木で
”化石”としてしか知られていなかったが、
1945年に中国の四川省で「生きた化石
として発見され有名になった。
新生代針葉樹の代表樹といわれる。
今では比較的ポピュラーな木になりました。

・「落羽松(らくうしょう)」という木と
姿形ともよく似ているが、
枝や小さな葉っぱのつきかたをよーく見ると、
メタセコイヤは対生(左右が対で出てくる)、
落羽松は互生(たがいちがいに出てくる)、
という点が異なり、なんとか区別できる。
・「メタセコイア」とも読む。
・別名「曙杉(あけぼのすぎ)」
http://www.hana300.com/metase.html

中国4千年の歴史。
あなどれません。
 
かずあき