気遣い。

仕事中、気が抜けそうになる事がある。
高い場所、大きな車の運転、重機のオペレーター、その手元。
少し踏み外すだけで、ハンドル操作を間違うだけで、一つそのレバーを倒すだけで。
怪我をすることもある。
怪我を負わせてしまうこともある。
いつもそうやって気を引き締める。
注意をしていても怪我をすることもある。
気が抜ければ尚更だ。
職人は、怪我と弁当自分持ち。
例えば重機の手元。
大きな機械のそばで作業をする手元は、怪我をする確立も高いと思う。
重機のオペレーターから見えない位置にいるのは、手元として半人前。
それで怪我をしても、自分持ちだと、思う。
そしてオペからみてそばに居て欲しくない状況もある。
そんな時はかえって居ることが邪魔になる。
それはオペに対しての気遣いだと、思う。
逆もまた、然り。
危ないと思った時点で作業を止める。
また、それに気付くのは、オペレーターの気遣い。
そうやって、お互いで気をつけるからこそ、安全で迅速な仕事ができるのだと、思う。
そうやって、徐々に信頼関係が出来上がってくるのだと、思う。
たった一つの間違いが、最悪の事態を招くことがあるから。
毎日1回はそう思うので。
書いてみました。
今日みたいに、重機の運転とダンプの運転がある日はとくに。
気を遣いすぎると言われるが、仕事に関しては遣いすぎる事ってないのかもと、思った日。
 

日々精進。
 
かずあき