取引

kazuaki772005-01-14

以前も書いたが『飽き性』である。
だから現場仕事というのは非常に嬉しい。
大抵は4〜5日行けば次の現場。
また違う風景。
何十年と同じ処に勤める方はスゴイと思う。
現場があがる度に「勤めは無理だなぁ・・・」と感じる。
いろいろな家があるが、昨日から世話になっているお宅に居る犬。
画像がそれ。
名前を『リュウノスケ』という。
少し見づらいですが、何がいいのか一日中こうして小屋の屋根に乗っている。
振り向くその姿はとても愛らしい。
が。
騙されてはいけません。
結構危ない。
噛み殺さんばかりの勢いで向かって来ます。
しかも庭を横切るようにワイヤーを張ってある。
そこに鎖を通してあるため、庭の殆どを走り回る事が出来るという散歩の出来ない家ならではの工夫。
という事は。
どこの植木を手入れするにもリュウノスケの許可がいるんですね。
これはマズイ。
犬が居るお宅は多い。
以前も中型のやつにやられました、脚を(笑)
だのでかなりビビってます、私。
移動範囲を狭くしてもらうにも家人は朝早く出てしまうため、家には誰も居ない。
これはマズイ。
どうすればいいか考えました。
そこで、奴と取引することに決めたんです。
唐揚げで(笑)
「おい、リュウノスケ。コレで何とかならんかい。」
クンクンと鼻から寄って来るリュウノスケ。
少しの間躊躇していたが、「しょうがねぇな」くらいの表情で食べはじめた。
契約成立。
それからは吠える事も無く、事なきを得て昨日はサクサク仕事が出来ました。
そして今日。
昨日同様、自らの小屋の屋根からちらっとコッチを一瞥する。
「おはよう、リュウノスケ。」
かなり爽やかに挨拶しました。
と、次の瞬間。
 
わんわんわんわんわんわん!!!
 
 
 
 
ええええ!?
 
 
 
 
契約は!?
昨日の契約は!?
忘れちゃったの!?
オレだよオレ!!
 
どうやら、1日契約だったらしい(笑)
うちの犬用のおやつ持って行って正解でした。
今日はそれで勘弁してもらいました。
リュウノスケとの付き合いはあと2〜3日続きます(笑)
 
犬と云えば、このチビ助↓

 
 
年末に婿に行きました(笑)
うちに手伝いに来ていた職人さんが、
「うちの姪っこが欲しいってんだけど、いいかい?」
二つ返事で貰って頂きました(笑)
丁度自分は居ない時の話だったので、帰ってきたらチビ助が居ない状態でした。
居れば居たで面倒な事もありますが、突然居なくなると少し寂しい気がしました。
カラの犬小屋を、やはり寂しそうにブサ子(仮)も眺めていました。
可愛がってもらっているのか、心配でしょうがなかったので、先日様子を見に行ってきました(笑)
隣町なのですぐなんです。
スープも冷めない距離なんです(笑)
そして感動の再会(←ハンカチの用意)
 
「おい、チビ助。元気かい!?」
 
久々に会ったチビ助は、もはや小さくは無く、しかも丸々と健康そうに太っていました(笑)
覚えているらしく、嬉しそうに駆け寄ってくる元チビ助は幸せそうでした。
とても安心しました。
 
問題は、ブサ子(仮)
先日、現場から帰ってくると弟がブサ子(仮)を散歩に連れて行くと出かけて行くところだった。
 
オレ「お、行ってらっさい。」
 
弟 「んー。」
 
そのすぐ後に、親父が帰って来た。
その日は別の現場だった。
 
オレ「お、オツカレー。」
 
親父「あれ?コロは?」
 
オレ「コロ?」
 
そんな道具あったかなぁ・・・。
職人道具は別名が多い。
トンカチ→ゲンノ
一輪車→ネコ
ではコロは?
 
オレ「何だっけ?コロって。」
 
親父「何だってお前、犬だよ犬」
 
 
 
 
 
 
 
 
がび〜ん(笑)
 
 
 
 
 
 
今どきコロって。
センスの欠片も感じられないですよ。
呼ぶのも恥ずかしいですよ。
 
「おいで、コロ!」
 
がび〜ん(笑)
しかも知らぬ間に付けていたらしく、かなり定着気味(笑)
うそ〜ん(笑)
コロ↓

 
 
お陰さまで、しつけの甲斐もあり、お座りと伏せの中間みたいな事が出来るようになりました。
可愛がっていこうと思います(笑)
 
日々精進(笑)
 
かずあき