毛玉

今、野鳥を飼ってます。
ヤマガラという綺麗な野鳥です。
名前は毛玉。
寝るときにクルッとまるくなるんですよ。まさに毛玉→
そしてこれがまた朝が早い(T_T)
さすが野鳥。
日の出とともに起床し、日没がくれば就寝。
とても規則正しい。
飼い始めの頃、毛玉につられて自分も規則正しい生活になったことがあった。
なにせ奴は起きたと同時にシャウト！
「餌くれェ〜。水変えてくれェ〜。」ってなことですよ。
メンドクサクテ起きないときでもめげずにシャウト。
根負けして渋々変えてやる。
くそぅ。と思いながらも、毛玉の顔をみるとなんとなくホッとする。
餌と水があれば大人しくもなる。カワイイもんです。
そんなこんなで生活のリズムが整ってきたので感謝するところでしょう。

上のような日が何ヶ月かつづきました。
造園業として独立している自分。
駆け出しの若造、不景気の煽り。
毎日のように仕事があるわけではありません。
ヒマな日が何日か続きました。
おれの不規則さをナメてはいけません。
すでに昼夜逆転。
いつのまにか毛玉も夜更かしをする不良になっていました。
そして仕事が入ったある日。
久々にとても早起き。
とてもツライ。
不意に毛玉を見るとなんとまだオネムの毛玉状態。
ここでイタズラ心が疼きます。

「いつも起こされていた気持ちをコイツにも・・・」

やにわに手が延びる。
ケージを揺すって起こしてやりました。
そのときの毛玉の顔はまさにヤマガラが豆鉄砲を・・・、もとい鳩が豆鉄砲を喰らっていました。
ビビっていました。かなり。
もうしません。少しかわいそうでした。
まぁ、洒落だよ洒落。
癒されました。
今ではスッカリ以前の生活を取り戻し、毛玉は相変わらず規則正しい生活をおれにも強要しています(^_^)
共に健全です。

梅の木には野鳥が良く似合います。
とくにメジロという鳥。緑色の綺麗な野鳥です。
ここで今日の植木マメ知識。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
よく知られている植木屋の言葉です。
梅の木は切ればよい花を見せてくれます。これ本当。
ただ梅の実をとりたいときは古枝を残しておきます。
新しい枝には実をつけてくれないからです。
まぁ、ハズレ年当り年はありますが。
一方桜は切れない。
病気が入りやすくなってしまいます。ヒドイと枯れる恐れも。
桜は広いところに植えましょう。
庭に植えるのを嫌う地域もあるようです。
梅に野鳥。おれに毛玉。
最後までのお付き合い感謝いたします。

かずあき＆毛玉(夜中の３時過ぎ)