ミズキ(水木)
おそらく多くの方がハナミズキと言っている植木は正式に、「アメリカハナミズキ」だと思う。
外来種。
よく街路樹に植えられていて、春先に綺麗な花を咲かせます。
外来種なだけあってなかなか強い植木。
多くは白。赤は接木もの。中間のピンクもある。
花が綺麗なだけあって、花水木。
ところが此処日本にも古くからある「ミズキ」の花はとても地味。
地味といったら言い過ぎるかも知れないが、白くとても小さな花が咲く。
それが数十個集まってアジサイのように棚状に咲きます。
だから地味というか、奥ゆかしい。
まさに日本の植物といった風情。
しかもこの「ミズキ」は建築の材料にもなる。
建築の材料といえばさぞ大量に使うように聞こえるが、実際は垂木1本程度。
家を支えるようなものではない。
というのも、「ミズキ」は「水木」と書く。
つまり大工が験をかついで家主にことわり、使う材料。
火事を遠ざけるという縁起のよい木。
もちろん最近の家にはあまり使わないし、知らないだろう。
自分も親父に教えてもらうまで、全く知らなかった。
その名の由来は、春先に枝を切ると傷口から水が滴るからだそうだ。
尤も春先の植木は皆水を吸い上げているし、同じ様に水が滴るものもありますが。
木材としての強度や耐久性はイマイチなんだと思う。
だから垂木や串に使うのでしょう。たぶん(笑)
それにしても雅だ。
奥ゆかしく咲く花と、大工職人に使われる縁起のよい名前。
もし家を大工に建ててもらうなら、言ってみるともしかしたら使ってくれるかも知れません。
でもこれってこの地方だけなのかな?
水木は山にも自生しているから北の方でもあるだろうし。
勉強不足(笑)
たまに、植物の話がある大名のダーツ天国ブログ(笑)
更新不定期。
そろそろブログ始めて1年。
記念に本にしてみようかなぁ。
目指せ100万部(笑)
目指せ直木賞受賞。
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日々精進。
かずあき