手入れ

kazuaki772004-10-05

雨が続きます。今日で丸3日ですか。
今やっている現場が中途半端なんですよ、植木の手入れなんですけど。
それが少し気がかりですね。
時間ばかりがあるので最近ハマってるキャストパズルにかかりっきり。
購入したばかりの「エニグマ」。
今までやってきたキャストパズルのなかでもなかなかのツワモノ。
いやいや外せない・・・。
外せない・・・。
3つのピースからなるそのエニグマ、ホントに外せるのか!?
と、思っていた矢先に3つのうちの1つが外れちまいやがった。
うお!
キャストパズルは外して戻すことが完全に出来てこそモノにしたと言えるもの。
外し方を覚えておこうかそれともこのまま全部外してから覚えようか・・・。
外しちゃえ。
外れましたよ、3つ。バラバラに。
さ、戻そう。
 
 
 
戻らねぇ・・・。
 
 
戻らなくなってしまいました。
そんな1日でした。
しかし自分でもよく長々と一人で知恵の輪なんかやってられるなぁ、と思いましたね。
そこでハタと気づいたんです。
「これは松の手入れに似ている!!」
松の手入れはあやとりが出来るようになれば一人前と昔から言われています。
ここで言うあやとりとはあのノ○タ君の得意なあやとりではありません。
松は細かい枝を切る(抜くといいます)事できれいに仕上げていきます。
しかし細かい枝ほど絡みあってしまうもの。
その絡みを枝を抜くことでほどいてあげようというのが松の手入れの基本です。
幹に向かって延びてしまった「戻り枝」などを抜き、なるべく全ての細かい枝の高さがそろうように。
口で言うのはとても簡単ですがやってみると意外と難しい。
ただ交差しているからといって考えもなしに抜いてしまうとそこだけハゲてしまう。
それを埋めるのにまた何年か必要になってしまう。
その上なるべく伸ばさずに植木に今ある姿でいて欲しい訳です。
だから太い(強いといいます)枝を抜きたい。
絡みを抜き、高さをそろえ、尚且つ強い枝を抜きたい。
つまり絡みの無い(素直)枝のそろった型を残したい。
それらを考慮して理想の形にしていく訳です。
まぁ手入れしたからすぐに良くなる訳ではないです。
ここに新しい芽が吹くのを待って来年良くするなんてこともありますから。
しかしどこか絡んだものを解いていく考え方がとても松の手入れに似ていると思いました。
ハマるってもんですよ。
なにせ仕事で丸1日松の手入れしてるんですもの。
平気に1日中やれますよ。
すぐに飽きて放り出す人もいますが・・・。
オレはすきです、手入れしているようで。
かずあき