二十歳を過ぎた辺りから。

高校生の頃。
ただ人と違う音楽を聴きたくて手を出した音。
　
「何聴いてるの？」
T-REX。
　
「何ソレ？」
イギリスのグラムロック。
　
その頃好きだったアーティストが聴いて育ったというだけで手を出した音。
格好をつけたかっただけ。
ただ、その台詞を言いたかっただけ。
だった。
本当にこの音を好きになったのは、卒業してからだ。
丁度二十歳を過ぎた辺りから。
家出した頃。
妙に響いた気がした。
こればかり聴いていた。
『20th Century Boy』がお気に入りで何度も繰り返し聴いた。
同じタイトルの浦沢直樹が書いている漫画を知ったのもこの曲からだった。
コレが収録されてるCDを誰かに貸したら返ってこなかった。
今では誰に貸したのかさえ覚えていない。
無くしたのかも知れないし。
ので、また買いなおした。
今は『Metal Guru』がお気に入り。
最近、T-REXの音がテレビからよく聞こえてくる。
T-REX熱再発。
そして先日の日記にも書いたが、JAZZも最近アツイ。
どんどん古い方へ向かっている(笑)
いや、JAZZは新しいのもあるか。
まったくもってやめられない。
やめられないと言えば、さっき食べ始めた韓国のりのやめ時も分からなくなってきてる。
なんでこんな美味いんだろ。
後引いていつもやめ時が分からない。
結局食べ過ぎて唇の端っこが痛くなる。
どうしたもんか。
つまり、この時間に書く日記はちょっとした曲から昔を思い出して感傷的になりがちで、そして韓国のりのようにパンチの効いた塩味になりがちで、収集がつかなくなるから気を付けて！
　　　
　
日々精進。
　
かずあき